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自家培養免疫細胞療法

幹細胞とは

“免疫”とは体の防衛システムのことで、私たちの体の防衛隊です。
自己の体の中で、自分自身の組織ではない異物・外界から侵入してきた外敵を見つけてアラートを発して排除する体の防衛反応です。遺物の場合はアレルギー反応としておこる現象は有名ですが、これも免疫システムです。移殖医療で拒絶反応が起こるのも、この免疫反応があるために非自己細胞を自己の細胞とは認められず排除する反応が起こるためです。

体内で毎日のように発生しているがん細胞は、健康な状態であれば健常な免疫システムにおいて排除され“がん”とはならないのですが、食生活や日常的なストレス、喫煙や発癌性のある物を体内に取り込む、慢性的な外敵ストレス、そしてウイルスや細菌感染など様々な要因で、がん細胞が一度異常な増殖のサイクルに入ってしまうと、通常の防衛システムでは対処できないほど増殖してしまい腫瘍となってしまいます(図)。

(早期発見にはミルテル検査が非常に有用です。)

がんの治療は外科的切除・化学療法・放射線療法などがメインとなりますが、これらの治療を行ってがんが根絶できれば良いのですが、体内に残存あるいは再発を起こすことも少なくありません。そんな際に、自己の免疫システムがしっかりと働いで少なくなったがん細胞を駆逐してくれることができれば素晴らしいわけですが、実際には困難なことが多いと言えます。
それは、がん自体によって免疫が落ちてしまう、或いは、がんの治療である化学療法や放射線療法で、正常な組織まで一緒に弱体化されてしまい、自己の免疫システムが極端に弱くなってしまうためです。そこでサポート的な治療として非常に期待される治療が免疫療法なのです。

“免疫細胞療法”とは、患者様の血液を採取(採血)して、その中の免疫細胞を厚生労働省に認可された 細胞培養加工施設(CPC:Cell Processing Center)にて、細胞にとってベストな環境下で数と質を最大限に高め、増やした免疫細胞を患者様の体内に戻すことで、その方の免疫システムを強化して、がん細胞を排除するのを目的としています。
自己由来の細胞ですので、当然拒絶反応は起こりませんし、酷い副作用の無い身体にやさしい治療法と言えます。
採取した血液から免疫細胞の培養を投与予定日に合わせて準備します。NK細胞の場合は通常3週間ほど要します。
投与前には必ず安全性試験及び細胞加工物の品質の確認を行い、投与当日に準備完了した細胞をクリニックにおいて静脈内投与(点滴静注)を行います。経過中の追加投与などの治療方針は担当医師と相談して決めて行きます。

血液のがんの患者様や自己免疫疾患を有する方では病状が悪化する恐れがあるため、投与が不可能或いは慎重に投与する必要があります。がんの方の場合、従来の治療は非常に大切で、現時点では免疫療法は併用治療としてお受けいただくことをお勧めします。
ただ、健康な方や完治した方、治療中の方、緩和医療中の方などどのタイミングでも治療は受けられます。
その見込める効果としては、発がん予防、がんの再発予防、化学療法や放射線療法との相乗効果や副作用軽減、進行遅延と生活の質(Quality of Life:QOL)の改善などがありますが、一番の理想的な治療法は、がんが見つかって手術や抗がん剤・放射線治療が行われる前に採血をしておき、いつでも培養した免疫細胞が利用できる準備をしておいた上で、従来の治療でがんを最小限に縮小させた後に再発予防や根治を狙って免疫細胞を投与することです。

NK細胞療法 1回 ¥270,000(税抜)

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